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オーストリアへ小旅行

スイスのお隣さん、オーストリアへ行ってきました。
(そういえば表記がオーストリーに変わりましたね。ちょっと慣れないなあー)

はっきり言いますが私は、

スイスよりオーストリアの方が大好きです!

(あ、言っちゃった。スイス好きの方、ごめんなさい)

アルプスの険しい山々に囲まれたスイスと違い、
なだらかな丘と川が広がるオーストリアは(注:チロル地方の景観はスイスと似ていますが)、
人々もどこかのんびりとして、冗談や食べたり飲んだりすることが大好きみたいです。
まさに、私向きだわん〜

オーストリアはウィーンのような都会も、今回行ったような田舎も、いいですね。
お料理も、ヨーロッパ各地に領土を拡大したハプスブルク家の歴史を物語るように、チェコやハンガリー、イタリアなど周辺国の影響を受けたものが沢山見られます。
日本人の口にも良くあって、おいしいですよ〜

下に紹介するのは、

1.今回訪れた町のひとつ、Freistadt(フライシュタット)の広場。
中央にあるのは、「5月の木」と呼ばれて、5月にあちこちの町に登場する飾りです。
昔は若者が競って上まで登ったとか。

2.オーストリア第三の都市Linz(リンツ)の郊外にある、Stift Wilhering(ヴィルヘリング修道院)
18世紀ロココ様式の内装で有名。豪華ですねえー

3.民宿の庭で見つけたうさぎちゃんたち。下ぶくれぐあいがたまりません。

・・・またオーストリアに行きたいなあー

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Freistadt.jpg

Stift Wilhering

Bunnies.jpg

登校拒否から立ち直る

そんなこんなで、
いじめをきっかけに始まった私の不登校は、小学校五年の2学期半ばから3学期の間、断続的に続きました。
(今思い返すとそんなに長い期間には感じませんが・・・。当時の自分には永遠のように感じました)

6年生になって再び学校に行けるようになったきっかけは、学習塾へ行くようになったことです。
この学習塾は、クリスチャンの牧師さん兼先生が経営する、小規模な個人運営のものでした。

学習塾へは、私がいじめにあっていたクラス以外のクラスからも生徒が来ていたので、私がいじめられていることを知らない(たぶん・・・)人たちと友達になれたのは、大きな救いでした。
また、いじめにあっていたクラスのなかにも、それまであまり知らなかったけれど塾を通じて仲良くなった友達が何人かできました。

その塾は温かくとも厳しい塾だったので、欠席は厳禁!だったんですね(これがよかった?!)。
だから私も、「塾にはきちんと行っているくせに、学校は休むなんてちょっと恥ずかしいな・・・」とだんだん思い始めました。

また、塾を通じて勉強の遅れを挽回できたこと、また勉強に自信がついてきたことも大きかったです。
勉強についていけないと、おのずと学校へ行くのもおっくうになってきますから。。

・・・
クラスではまだ、例のいじわるな番町的リーダーがのさばっていましたが。

私は塾という新しい「学校以外の居場所」ができたこと、
また、そこで新しい「友人」ができたこと、
で、だんだんと自分に自信がついて、学校へも行けるようになったのです。

そうして小学校卒業のころは、クラスでもちょっとクールで目立った?女の子4人組の一人になっていました。


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いじめをする人が、本当は一番かわいそう

DSC01560(1).jpg


(これはスイス、Grindelwaldのアルプスの山々です)


これまで生きてきた中で、わかったことがあります。それは、

「いじめをする人が、実は一番かわいそうな人」

ということです。

いじめを率先して行う「いじめっ子」。彼らの本当の姿をのぞいてみると、

実は、家庭に問題があったり(親からいじめられていたり、親から「勉強、勉強」とプレシャーをかけられていたり)、
彼ら自身に問題があったり(コンプレックスがあったり、人の気持ちがわからなかったり、もともと残忍な性格だったり)、します。

私自身も恥ずかしい話ですが、、、
小学校でいじめにあっていたとき、家に帰ってから弟をいじめたり、
中学でいじめにあっていたとき、同じクラスのもっと弱い人をいじめたり、
したからわかるのです。

自分に問題があったから(いじめに悩んでいたから)、
そのはけ口として、自分より弱い立場の人に矛先を向けたんですね。

(でも、当時は、「自分がいじめられているから、他の人をいじめたくなるんだ」ということには気付きませんでした。・・・子どもは大人と違って、自分を客観的に判断する力が弱いですから)

いじめっ子は、自分自身に問題があるから、いじめをするんです。
その標的になるのは大抵、心が優しくて、そんないじめをも受け入れてしまうようなタイプの人です。
(でもどんな人だって、標的になり得ます。いじめを受ければ、どんなに強い人でも段々心が弱ってしまいます)

家で暴れる父親、
子どもに当たる母親、
生徒をいびる教師、
部下をいじめる上司、
同僚の足をひっぱる会社の仲間、、、

などなど、
大人の世界でも同じことです。

・・・みんな、自分に問題があって、それを自分の中だけで処理できないから
周りに八つ当たりするのです。
そして、周りに多大な迷惑をかけます。

人間は弱いものです。
だから、問題が自分だけで抱えきれなくなったとき、外に発散してしまう、ということもあるかもしれません。

ただ、

思慮分別がある優しい人間になりたいなら、

まず自分の問題は自分で解決できるように努力しなければいけません。
人の気持ちをまずわかるようにしなければいけません。
人をいじめたくなる、誘惑に打ち勝たなければいけません。

そこが、いじめをなくす第一歩かな、と思います。

いじめは連鎖します。
誰かが誰かをいじめるから、いじめられたその誰かは、また他の誰かをいじめるのです。

いじめに悩む皆さん。

その皆さんは、その連鎖を断ち切れる英雄です。
心の優しい皆さんだからこそ、きっと神様は皆さんをその英雄にしたんです。

いじめられた体験は将来絶対、皆さんの財産になります。

今大変な状況にあったら、
親、親戚、先生、友達、カウンセラー、その他信頼のおける第3者、
誰でも良いから、助けを求めて、どうか今の状況を乗り越えてほしいです。
(もちろん我慢、無理は禁物です。逃げる勇気も持って!)


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「がんばる」じゃなくて「Take it easy」で

ちょっと重い話が続いてしまったので、今日はちょっと志向を変えて。

・・・これは海外へ出てから気付いたことなんですが、
日本では

「がんばって!」

という言葉が使われすぎかなあ・・・?と思います。

この言葉、本人がやる気満々なときは言われてうれしいけれど、
落ち込んでいたり、やる気をなくしていたりするときは、すごくプレッシャーになるんだよね。

では例えばアメリカでは、「がんばって」をどう言うか?

誰かが新しいことに挑戦しようとしていたり、大事な試験があったりするときなんかは、
Good luck! Best of luck! (幸運が訪れますように!)
かな。

また、特に誰かが新しい学校や仕事などを始めるときは、
Have fun! Enjoy (your new job/school)! (楽しんでね!)
と言ったりします。

逆に誰かが落ち込んでいて励まそうとするときは、
Take it easy. It'll be all right. (気楽にいこうよ。大丈夫だよ)
など、

誰かが歯を食いしばってがんばっているときには、(これが一番、日本語の「がんばって」のニュアンスに近いかな)、
Hang in there! (食らいついてけよ、みたいな感じ)
とか。

ここで気付くのは、「がんばって」というときに、英語ではあまり本人の我慢、忍耐、とか努力、を強調するというよりは、
「大丈夫だよ。楽しもうよ。気楽に行こうよ」
みたいなニュアンスが強いということです。

・・・こう言われたら、
「あ、っそっかー、私も大丈夫かも♪」
って、思えるよね。

・・・

日本ではウツになる人が増えているといいますが、日本特有のこの「がんばって!」文化、
そして、

「忍耐」や「我慢」を美徳とする文化、

がその背景にあるのではないかな?と思います。

「忍耐」そして「我慢」については、例えば日本では
部活でも、喉が渇いても水を飲まないのが良しとされたり(今の時代は違うかな?)、
きつい残業続きでも「みんな我慢してるから、お前も」、
みたいな風潮がありますよね?

・・・でも、そんなに我慢し続けて、「がんばり」続けていたら、いつか、ガタが来ちゃうよね。

反対にアメリカやヨーロッパでは、(もちろん、一概にはいえませんが)、
「嫌なことを我慢するのを良し」とする風潮はない気がします。
むしろ、
「人生、楽しむために生きているのに、どうして我慢するの?それならとっととやめちゃえばいいのに!」
という考え方が優勢な気がします。

「忍耐」の英語訳として出てくる

Patience, perseverance, tolerance

も、それぞれ、

「時間をかけてじっくり待つ」「粘り強く続ける」「許容する」

というニュアンスが大きく、

日本語の「忍耐」と聞いて思い浮かべるような、

「嫌なこと(つらいこと)を我慢する」

というニュアンスはないような。。

・・・

あまりうまくまとまらないけれど(汗)、言いたかったことは、
日本にももう少し、

「気楽にいこうよ。人生楽しまなきゃ。つらいことは我慢しなくていいんだよ」

っていう雰囲気が広まれば、みーんな、もうちょっと生きやすくなるのではないかな?ということ。

自分や家族、お友達が悩んでいたら、

「がんばろう」じゃなくて、

「気楽に行こうよ(Take it easy!)」

と言ってみたら、どうだろう?

COW.jpg


(そう、こんな風に(笑)・・・これはスイスにわんさかいる、牛さんでーす)

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登校拒否

それがいつから始まったか、私は正確に覚えていません。

でも、私はだんだん学校に行けなくなりました。不登校です。(当時は登校拒否と呼ばれていました)

最初は、仮病を使って休んでいた気がします。でも、一旦休むと、もう次の日に学校に行きたくない。
で、2日も休んでしまうと、余計に学校に行きづらくなる。。。

この時期に一番辛かったのが、両親の理解を得られなかったことです。
私も、いじめられているという現実に目を向けるのが悲しくて辛くて、親にはいじめのことはあまり話せなかった気がします。

母親は、
「とにかく何が何でも、学校に行きなさい。ご近所様に恥ずかしいでしょう!!」
と言って、嫌がる私を無理やり引っ張って学校に連れて行きました。

そんなことされた私の顔はもう涙で一杯、だから、余計学校に行きたくないんです。
・・・そんな顔で行ったら皆にまたいじめられるのがわかっているから。

父親は、
基本的に教育は母親任せで、
朝、会社に出かけるときは「今日は学校へ行くんだぞ」、
夜、帰ってきたら、「今日は学校へ行ったか?」
・・・それだけでした。で、学校に行かなかったとわかると、「困ったことだ」と、それだけ。

私が登校拒否してるなんて露ほども知らない前の学校の友達たちは(Kくんもふくめ)、
実は何回も私の引越し先に遊びに来てくれたり、
いつも温かい手紙をくれていたりしました。

でも、それが余計に辛かったです。
彼らは今までどおり、前からの友達とずっと仲良く学校に通っている、というのに、
私はいじめで登校拒否、なんていう悲惨な現実。
そんな悲惨な状況を、彼らに知られたくなかったし。。

だから私は、Kくんの手紙に返事を出したり、彼らを自分から訪れたり、することはできませんでした。
・・・だからKくんとも段々と疎遠になってしまって。。

・・・
私の経験から、不登校のお子さんを持つ親御さんにぜひ言いたいです。

学校に行くことが一番大切なことではありません。

まず、子供さんのことを理解してください。子供さんの一番の味方になってください。

「うちの子が学校に行かないなんて恥ずかしい」とか、「周囲の目が」とか、「皆がどう思うと思ってるの」なんていう言葉は最悪です。

親を「自分の味方だ」と思えなくなった子供は、唯一の味方を失った気持ちになり失望します。
(ただでさえ、子どもにとって学校は敵だらけなのですから。・・・学校で子どもは、極度に緊張しているのです)
親を信じられなくなります。そして最後には自分自身を信じられなくなります。

「よそはよそ。うちの子はうちの子。学校に行っていたって行けなくたって、いじめられてたってそうでなくたって、うちの子が一番かわいい。私はいつだって、あなたの絶対の味方だよ」
と子供に言ってあげられる親を、子供はお城の砦のように信頼します。
そして、勇気を持てるようになってきます。

人間に備わった自然の生命力、治癒力を信頼してみてください。
子ども一人一人のペースで、前に進んでいければいいんです。

そして、一歩進めたら、必ず抱きしめて「がんばったね。えらかったね」と褒めてあげてください。

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プロフィール

カナコ

Author:カナコ
<表の顔>

1975年日本生まれ。金融のプロフェッショナルとして、日本、アメリカ、ヨーロッパで職歴を積む。アフリカでコンサルのプロジェクトを手がけたことも。現在、スイス在住。上智大学外国語学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。日本語、英語、すっかりさび付いたスペイン語と、カタコトのドイツ語を操る。

私生活ではアメリカで出合ったオーストリア人の旦那と2人暮らし。アウトドア、海、音楽・演劇鑑賞、旅行、笑うことと食べることが大好き!

<裏の顔>

昔は結構、ネクラだった(爆)
3回目の転校先(小学校5年生)でクラスに馴染めず、不登校に。6年生になって通いだした塾のおかげで、再び学校に行けるようになる。

・・・と思ったのもつかの間(笑)、中学2年生のときから男子生徒のいじめのターゲットに。あの頃は、全学年の男子を敵に回してたな〜(遠い目)そのいじめはなんと高校3年まで続くのであった。

・・・というわけで、ガンガン後ろ向き、勉強だけが心の支え、のかなーり暗い中・高校時代を送ったのだった。

大学デビューできて良かったぁ♪(ところで大学デビューって死語?)大学時代にアメリカに1年間交換留学したことで、さらに世界が広がった。現在では、明るくって悩みが全然なさそう、といわれるほどになった(爆)

人も、環境も、時間とともにどんどん変化していくもの。はっきり言って私は、大人になってから生きるのがずーっと楽になった。

だから今の状況にへこたれないで、前を向いていこう〜♪

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